ドラッグスター300 1000km点検
こんにちは。メカニックの中村です。
今回はイタルジェット ドラッグスター300の1000km点検のお話です。
ドラッグスター300はEICMA2023にて発表された300ccモデルで
ドラッグスター200やドラッグスター125と比べるとかなりの変更点があります。
メーターもカッコよくなりました。
最近のフルデジタルのメーターはオープニングからカッコいいです。
他にもウイングやエンジンも完全新型でドラッグスター200や125とは似て非なるものです。
車両紹介
今回のお客様ですが、もうすでにゴリゴリのチューニングがされています。
マスターシリンダーや
OHLINSサスペンション（リア）
ドリンクホルダーや
タンクキャップ
ミラーもスタイリッシュに
フロントもOHLINSです
ヘルメットロックもさり気ないです
個人的なお気に入りはこのエアバルブキャップ。
この色なかなかないですよね。
ドラッグスターはフレームにとまっているタイラップはフレームカラーと同色なのが可愛いですね。
補修用に色見本でとっておいたタイラップ。
とりあえずなんでも取っておくといいことがあると信じています。
はい。ただの貧乏性です。
MVアグスタはこんな感じ。
Ducatiもこのバンドを使っていることが多いです。
Ducatiでは最近はフレームにハーネスなどをとめない方針らしいです。
美への探求心がすごい。
叶姉妹みたい。
作業開始
まずはオイルとオイルフィルターを変えます。
1000kmでも意外と汚れています。
鉄粉も見たいのでしばし観察。
これはストレーナーです。
特に大きなゴミなどなかったので、清掃して組み込みです。
ゲージが小っちゃくて可愛い。
落としたら折れそうです。
今回オイルはMOTUL 300V 5W40 を使用します。
このオイルストッカーめっちゃカッコ良くないですか？
家のインテリアにしたい。
この形のままビールサーバーとかにしたい。
注ぎ口はこちら。
オイルジョッキがドンピシャでした。
余談ですが300Vって独特な香りしますよね。
300V、5100、7100には香料が入っているらしいです。
個人的に好きな香りなので
300Vの芳香剤が出たら買います。
一応オイル量は全量で1300cc、フィルター交換時で1250cc、通常は1200ccです。
エンジンをかけて暖気し、ゲージを確認。
ねじこんじゃダメですよ。
左手は添えるだけです。
続いてハブオイル。
ここから抜きます。
抜けるか（笑）
ハブオイルなので汚れは無いです。
ハブオイルはこちらを使います。
MOTULのハブオイルは初めて見ました。
ここからぶち込んでやります。
オイル量は250ccです。
ちなみにMOTUL のボトル、伸びます。
注ぎやすくはないです。
今回はオーナー様よりフルード交換も承りました。
オーナ様希望によりヤマルーブを使用します。
ホイールとの隙間、笑ってしまうくらいないです。
小径ホイールの宿命ですね。
フルード取り扱い時は超養生です。
普段voltoではMOTUL600を使用していますが、ヤマルーブは比較的ぱっつりな感触になりました。
マスターの関係もありますが、結構感触が良いです。
OHLINSが美しい。
あとは各部点検です。
メーカーの指定点検項目に沿って、
増し締めや、各部を細かく点検していきます。
ディスクローターが極小ですね（笑）
終わりに
最後は試乗し各部チェック。洗車してご納車になります。
イタルジェットはカスタムパーツが豊富なので、オーナー様のカラーがはっきり出て見ていて飽きないです。
カスタムのご提案
voltoでは純正カーボンパーツの他に、お客様に合ったカスタムのご提案も承っており、
純正カーボンパーツをさらにひと手間加えたカスタムなども承っております。
↓カスタムパーツの取り付け記事はこちら
イタルジェット試乗車のご案内
試乗車のご用意もございますので是非お気軽にイタルジェットを体感しにいらして下さい！
日常にエキサイティングな刺激を。
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